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足あと合同会社は、「世の中に足あとを残す」という理念のもと立ち上げた社員一人の小さな会社です。「日常の不便からアイデアを見つけ出し形にする」をモットーに、傘の不便を解決する商品『Casash(カサッシュ)』を開発しました。現在は車椅子の方でも気軽に傘をさせる世の中を目指し、新たな商品開発に取り組んでいます。


このストーリーでは、Casashの誕生から新たな商品開発に至るまでの経緯について振り返ります。


商品開発のきっかけは、傘を使うときに毎回感じていた不快感

商品開発のきっかけは、学生の頃から感じていた雨の日の不快感でした。濡れた傘をたたむ時に手や服がぬれてしまったり、傘を持ち歩く時に手が塞がってしまうことに、毎回不快感を感じていました。特に寒い冬の日は不快感が増し、手袋を外して傘をたたんだり、濡れた手を拭いてまた手袋をはめるといった動作にもストレスを感じていました。

当たり前のことと受け入れてしまえば、そこで終わってしまうことですが、ずっと感じていたこれらの不快感を自らの手で取り除きたい!そんな思いがきっかけで、傘ホルダーの開発がはじまりました。


歯科技工士としての経験が傘ホルダー開発の原点に

普段は歯科技工士の仕事に従事していますが、ある時、市販のカメラを利用して口腔内撮影をするストロボアダプターの製作に携わる機会があったことで、ものづくりの楽しさに目覚めました。メーカーがカメラ事業を撤廃するまでの約10年間で6機種の製作に携わり、自分が製作したものが世の中に出回ることの喜びを感じました。


この経験が契機となり、日頃から感じていた傘にまつわる不快感を自らの手で解決したいという気持ちが一気に強まり、傘ホルダーの製作に着手しました。

はじめは、歯科材料を利用し手作業で試作を重ね、ある程度形が見えてきたところで、3Dプリンターで形を起こし、実用性を検証する日々。時には歯科技工士の仕事で手が回らなくなることもありましたが、傘ホルダーを完成させるという思いは一度も揺らぐことなく、トライ&エラーを繰り返しました。


傘ホルダー『Casash(カサッシュ)』の誕生

気が付けば約10年以上の歳月を経て、ようやく完成した傘ホルダー。「傘をサッとたためて、シュッと収まる」という機能性に由来し、その名をCasash(カサッシュ)と名付けました。名前の由来にもある通り、Casashの特徴は大きく2つあります。

1つ目は、手を濡らさずに水滴をきりながら、傘を綺麗にたためること。Casashを使用すると、傘を閉じた後にバサバサと水滴をきる必要がなく、手を濡らさずに水滴をきることができます。さらに、水滴をきりながら、あっとゆう間に傘を綺麗にたたむことができます。傘をたたんだ後に床に水滴が溜まるのも不快感のひとつですが、Casash付属の石突キャップを装着すれば、傘から落ちる水滴をキャッチすることも可能です。

※水を切りながら傘をたたむため垂れてくる水滴には注意が必要です。

※100%水切りができるわけではありません。

※左がCasash使用時。石突キャップ使用で水滴をキャッチしている様子


2つ目は、傘をリュックに引っ掛けて歩けること。Casashはリュックやバックに簡単に取り付けられ、傘を手に持たずに手ぶらで移動することができます。フック部分を幅広に設計してあるため、キャリーケース等にも取り付け可能です。傘を手に持つ必要がなくなることで、雨の日や雨予報の日の通勤・通学が快適になるばかりでなく、電車やバスでの傘の置き忘れ防止も期待できます。



このコンセプトのもと、クラウドファンディングサービスMakuakeに初出品し、目標金額811%を達成しました。

https://www.makuake.com/project/casash/?from=keywordsearch&keyword=%E5%82%98%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%BC&disp_order=6


手ぶらを切り口に新たな機能を追加!傘をさしている時も両手を自由に!

傘をたたんだ状態の時だけでなく、傘をさしている時も両手を自由に!をコンセプトに、新たな機能を追加し商品化したものがCasash+(カサッシュプラス)です。

荷物が多くて両手が塞がっている時、傘をさしながら写真を撮るような時などでも、ストレスなく傘をさすことができる機能(アタッチメント)を追加しました。



Casash+の最大の特徴は、Casash本体とアタッチメントの2点で傘を固定するため、安定感が強いから大きな傘が使えるという点です。



アタッチメント部分は傘の中棒をしっかり固定する役目を果たしますが、傘の持ち手を支えるCasash本体部分は揺らいで自由度があるため、傘を完全固定することなく、風の向きに応じて、傘の向きを自由に変えることができます。そのため、強い雨風にも臨機応変に対応することができます。また、2点で傘を固定するため、直径70cm以上の大きな傘でもしっかりと固定することができます。



このコンセプトで、2度目のMakuakeに出品。購入いただいた方からは「歩行に両手杖が必要なため、手を塞がずに傘をさすことができるのはとても助かる」「ベビーカーを押しながら傘をさしたり、子どもを抱っこしながら傘をさしたり、育児に便利そう」といった声を多くいただき、初回を大きく上回る目標金額2133%を達成しました。

https://www.makuake.com/project/kasa_holder_2/


応援者の声が新たな商品開発の原動力に!車椅子の方でも気軽に傘をさせるアイテムの開発へ!

2度のMakuakeへの挑戦を経て、商品を購入いただいた方からは様々な応援メッセージが届きました。その中で特に印象的だったのは、Casash+の特徴である「①手を濡らさずに水滴をきりながら、傘を綺麗にたためる、②傘をリュックにひっかけて歩ける、③手ぶらで傘がさせる」といった利便性以上に、「雨の日の行動がポジティブになる」といった行動変容を期待する声が多くあり、中には「今まで両手が不自由で雨の日の行動が苦痛でしかなかったが、これからは気軽に傘をさして行動できると思うと涙が出るほど嬉しい」というメッセージもいただきました。そうした声をいただく中で、5年前に脳梗塞で車椅子の生活になった妹のために、車椅子でも気軽に傘をさすことができるアイテムを新たに開発したいという気持ちが芽生えました。



車椅子の方にとって、傘の使用はハードルが高く、雨の日はカッパやポンチョを着用するケースが多いと言われています。しかし、一度濡れたカッパやポンチョの着脱は面倒な点が多く、ストレスを感じている方も多くいらっしゃるようです。また、既存の車椅子専用の傘ホルダーは、体と傘の距離が遠く濡れてしまうことがあったり、取り付け時に工具が必要であったりと、効果的にかつ気軽に使用できるものとは言い難いのが現状です。

もしも、一般的な傘が気軽に使えたら、これらのストレスから解放され、雨の日の移動が楽になる。そんな思いから、先行して開発・販売を実施しているCasash+とセットで使用するバック型のホルダーを開発しました。


このバック型ホルダーを使用することで、車椅子の方でも移動しながら傘をさすことが可能となり、雨の日だけでなく、真夏の猛暑日には手ぶらで日傘をさせるため、熱中症対策にも効果的です。


現代版マネーの虎の人気YouTube番組「令和の虎」では、身近な人の不便を解決したいという開発のきっかけにも共感をいただき、完全ALLを獲得しました。

令和の虎ファイト【令和の虎CHANNEL切り抜き】のショート動画でも再生回数650万回を超え、いいね!23万、コメント2600以上と多くの方に関心を頂いております。



バック型ホルダーについては、現在試作段階ですが、今年度中の商品化に向けて準備中です。


傘ホルダー「Casash」が目指す未来

Casashには、個人や企業がSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む社会の実現に貢献する力があると考えています。例えば、個人がCasashを使用することで「傘用ビニール袋の削減」「ビニール傘の使い捨て・置き忘れの削減」へと導き、企業がノベルティグッズとしてCasashを使用することで「企業の社会貢献活動」に貢献することができます。このように、Casashの普及は、SDGsの達成に向けた個人や企業の「行動変容」を促すことができると考えています。未来を変える力を持つCasashを今後も様々な形で普及させ、より多くの方に使用していただける社会を目指します。


ご協力してくださる企業・クリエーターの皆様を募集しています

足あと合同会社では、コラボ商品の製作、企業ノベルティとしての発注、新しいアイテムの開発など、様々な可能性を想像し協業していただける企業様、クリエーター様を募集しております。一緒に「世の中に足あとを残す」仕事をしませんか?

まずはお気軽にお問合せください。


【TEL】048-945-5827

【Mail】dentsun@e-mail.jp

【HP】https://www.casashweb.com/




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