高級食材のイメージが強いウナギが今、チェーン店価格で食べられると話題になっている。

「鰻の成瀬」では、1尾が丸々入った「松」の値段は2600円、半尾の「梅」は1600円と、一般的なウナギ専門店の半額程度で、本格うな重を食べることができる。

「鰻の成瀬」は、高嶺の花だったウナギが手ごろに食べられるとあって、外食業界を席巻した。2022年9月に横浜で1号店をオープンしてから、わずか2年足らずで急拡大し、34都道府県、165店舗までその数を増やしている。

なぜ、うな重が1600円という低価格で提供できているのか、秘密を探った。

一方、日本有数の「のり」の産地・有明海での歴史的な不作により、「のり」の価格が高騰している。「海苔弁山登り」では4月、苦渋の決断でお弁当の値上げをした。

漁業者も悲痛な声を上げる中、弁当店の利用客からも悩ましい問題との声が聞かれた。