このところ寒暖の差が激しい日もありますが、夏の訪れと共に欲しくなるのがアイスクリームですね。
きょう5月9日のアイスクリームの日にちなみ、業界団体が自慢のアイスを無料で配布するイベントが開かれました。
【向井智美記者】
「まもなく配布が始まりますが、多くの方でにぎわっています」
会場のJR広島駅南口の地下広場では、「普段好みの味」とは「違う味」に出会ってもらおうと、11種類のアイスクリームから「くじ引き」で商品を決め無料で配布されました。
きょう5月9日は、日本アイスクリーム協会が定める「アイスクリームの日」。
60年前のきょう、東京の病院や福祉施設にアイスクリームをプレゼントしたのがはじまりとされています。
きょうの日を楽しみに中には配布の1時間半前から並ぶ人もいたということです。
【アイスを受け取った人は】
「おいしい」
「さっき韓国料理を食べてきたのでお昼ご飯にフルーツがさっぱりしていておいしいです」
「上の子がパルム食べたいって言ったんで。(見事当たりましたね)当たりました、はい」
「1年前からずっと今年は行きたいねって。自分でもあんまり選ばないので新鮮です」
「(当たったのは)小豆バーで小さいときは食べてた記憶があるんですけど、久しぶりに食べたらおいしいなって」
夏の暑さをしばし忘れるアイスクリーム。
9日は広島など全国7都市で1万人分のアイスが無料で配布されたということです。
(スタジオ)
こちらはアイスクリームなどの販売金額を表したグラフです。
2022年度は5534億円と、ここ10年で1000億円も増えているんですね。
【記者の目:向井記者】
その要因について取材した向井記者によりますと、
最近のアイスクリームのトレンドが「大人向けのご褒美感覚」に変化し、
ちょっと「リッチ」な商品が増えていることが挙げられるということです。
その結果として、アイスクリームの値段も上がっている、ということなんですね。
「アイス」というより「スイーツ」という立ち位置にシフトしているということです。