東京・調布市の住宅街で8日未明、交通トラブルによる口論の末、男が、拳銃のようなものを発砲して逃走した。男は暴力団関係者とみられ、警視庁は殺人未遂も視野に行方を追っている。

銃口を斜め上にして発砲

発砲事件が起きた現場近くでは、発砲音と言い争う声が聞かれていた。

近隣住民A：
お孫さんが聞いたって。
ピストルの音と言い争う声が聞こえたって。

交通上のトラブルの始まりは、こうだ。

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交差点を右折しようとした、40代の被害男性の車と、直進してきた男のワンボックスカーが、衝突しそうになったことだった。

その後、男は右折して行った被害男性の車をＵターンして追いかけ、相手の進路をふさぐようにして停車。

そこで車から降りてきた男性ともみ合いになった。

その際、男は“殺すぞ”と脅しながら、持っていた拳銃のようなものを取り出し、1発を発砲。銃口は、斜め上に向けられていて、男性にケガなどはなかったという。

住民A：
住民に対して恐怖感を持たせてけしからん奴だよね。

住民Aの隣にいた住民B：
そうよ！そうよ！
なんで鉄砲なんか持ってんのって感じこんなところで。
暴力団だわよ！

捜査関係者によると、男は暴力団関係者とみられ、警視庁は殺人未遂も視野に行方を追っている。
（「イット！」 5月8日放送より）