栃木県那須町で宝島龍太郎さん（55）と幸子さん（56）夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、宝島さん夫婦と、娘の内縁の夫である関根誠端（せきね・せいは 32）容疑者の共通の知人が、宝島さんと関根容疑者が「揉めていた」と証言した。
宝島さん夫婦は、東京・上野で複数の飲食店を経営していて、宝島さんの娘の内縁の夫である関根容疑者は、宝島さん夫婦が経営する会社のマネージャーとして働いていた。
知人によると、宝島さんは、「先々は店を2人（関根容疑者と娘）に任せて、自分は違う商売をやろうと」ということを、ずいぶん前に話していたという。
ところが今年の初めくらいに「揉めている」という話を伝え聞き、宝島さんに話を聞いたところ、「ここは自分が全部資金を出しているお店だから俺がやっているんだよ」と話し、「先々は関根容疑者らに任せる」という話が変わっていたという。
知人は「もめているんだな、本当に。経営方針とかじゃないかなと思います。宝島さんと娘さん達の意見が違ったのでは」と話していた。
