長崎市中心部の商店街で火災を想定した訓練が行われ、従業員や消防などが消火や避難の手順などを確認しました。

訓練は長崎市の浜町商店街の「ハマクロス411」の3階から火が出たという想定で行われました。

商店街では56年前の1968年に14棟が焼け、31人がケガをした火災を受けて毎年、防火訓練をしています。

この施設での訓練は初めてで、従業員や商店街の自衛消防団、消防から50人が参加しました。

参加者は初期消火や避難の手段のほか、人形を使いながら、煙を吸って意識を失った客の救助訓練などにあたりました。

浜市商店連合会 三山 格 会長・理事長
「お店のスタッフも交代する。毎年続けることで常に意識を持っていただく、そして間違いなく安全を確保できるようにしていきたい」

アーケードでは煙を外に出すために自衛消防団が屋根を開放するなど連携も確認しました。

テレビ長崎
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