本格的な新茶シーズンを迎え茶業関係者が茶の振興と発展を願い静岡県袋井市の寺に献茶をしました。

袋井市の油山寺には日本にお茶を伝えたとされる栄西禅師の像が建立されていて、その高さは台座を含めて約10mと日本最大級です。

5日、茶業関係者など約40人が参加し、この時期 恒例の献茶式が開かれました。

茶価の低迷により生産者の苦境が続いていますが、関係者たちが新茶を供え栄西禅師の功績を称えるとともに茶業振興を祈願しました。

茶祖栄西禅師顕彰会・豊田 富士雄 会長:
厳しいといわれている中でも、それぞれの立場での努力が実を結んできていて、世界に対して静岡や袋井のお茶が評価される道をもっと探っていくことを訴えている

また、この日は市内の現代書家・大杉弘子さんによる揮毫も奉納され、「新茶」と書かれた文字をみながらそれぞれの立場で協力していくことを誓っていました。

テレビ静岡
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