能登半島地震で被災した氷見市では、連休中も被災した住宅の片付けに追われる住民の姿が見られました。

氷見市では、被災した住宅の公費による解体が本格化しています。
被災した住宅では、解体される前に家の持ち主が家財道具を運び出すことが条件となっているため、氷見市ふれあいの森の災害ごみの仮置き場では、連休中も災害ごみを運び入れる住民の車がひっきりなしに列を作っています。

ゴールデンウィーク最終日の6日朝も多くの住民が、壊れて使えなくなった家財道具を運び込んでいました。

*実家を片付けに来た人
「実家の地震のあとのぐちゃぐちゃを片付けに。連休じゃないと来られないので。古い家なので、いろんなものが倒れていてめどが立っていない」

*住民は
「片付けで、いっぱいいっぱい。孫と一日過ごして、あとは片付けだけだった」

氷見市では公費解体を希望する住民の申請件数がこれまでに260件余りに上っていて、災害ごみの仮置き場には今後、さらに解体前に運び込まれる家財道具が増えると予想されています。

富山テレビ
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