最大10連休のゴールデンウイークは6日が最終日、県内も各地でにぎわった。観光客からは「旅行先を近場に変えた」という声も聞かれるなど、物価高の影響が垣間見える連休となった。

山形新幹線は、5日と6日が首都圏方面へ向かうUターンのピークで、JR山形駅には大きな荷物を持った人の姿が多く見られた。
JR東日本によると、ゴールデンウイーク期間中の山形新幹線の予約数は、2018年の同じ時期と比べて105%と、コロナ禍前を上回る予約数となった。
6日も終日おおむね満席となっている。

(北海道から)
「銀山温泉に行った。建物がノスタルジックだった」

(千葉から)
「家族で実家の山形に来た。みんな元気で楽しく、子どもたちも楽しく過ごせた」

(兵庫から)
「ご飯もおいしかったし、自然がいっぱいで楽しかった。南から北までどこに行っても楽しくて、来てよかった」

(京都から)
「E8系のつばさを見に来た。子どもが新幹線が好きなので、こまちとはやぶさを見に来た。楽しかった。早かった」

そして、去年12月のオープン以来、初めてのゴールデンウイークを迎えた道の駅やまがた蔵王には、浜松やつくばなど、遠い県外ナンバーの車が数多く止まっていた。

(リポート)
「道の駅やまがた蔵王です。連休最終日のきょう(6日)も多くの人が訪れています」

道の駅やまがた蔵王では、ゴールデンウイーク中に8万人以上が訪れ、ピークだった5日は1日で1万5千人と、1日の来場者数過去最高を更新した。
観光客に話を聞いてみると、「連休を満喫できた」という声の一方で、「物価の高騰を改めて実感した」という声も聞かれた。

(仙台から)
「ここの道の駅が出来たので、初めて来てみた。実家が札幌なので飛行機を使って行こうと思ったが、コロナも明けてホテル代もすごく高いので、行くのをあきらめて山形に」

(岩手から)
「温泉に入りに来た。素敵な場所を満喫できた。買うものがすべて値上がりしているので大打撃。でも子どものためなので、仕方ないと思って頑張っている」

今年のゴールデンウイークを、みなさんはどこでどのように過ごしただろうか。

さくらんぼテレビ
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