全国で唯一、国東市だけで生産されている畳表の材料、七島イの植え付け作業が始まっています。


国東市で350年以上前から栽培されている七島イ。植え付けから収穫、畳表に織る作業のほとんどが手作業で行われます。

後継者不足などで年々生産者は減っていて現在、栽培しているのは6軒の農家のみ。

国東市安岐町の松原正さんの田んぼでは今月1日から植え付けが始まり、約16アールの広さに苗を植えていました。

◆生産者の松原正さん
「おもしろい作業が。年々きつく なるけど、やっぱり楽しみの方 が大きい」


刈り取りは7月下旬から始まり松原さんの田んぼでは例年、畳およそ400枚分の収穫を見込んでいます。

松原さんは、畳表に仕上がった時、七島イならではの触り心地や香りを体験してほしいと話しています。

テレビ大分
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