ブラジルを訪問中の岸田首相は4日(日本時間5日朝)、サンパウロで記者会見し、今回のフランス・ブラジル・パラグアイ3カ国の訪問について、「グローバルサウス(新興・途上国)との連携という観点から、今回の訪問は大変有意義であった。グローバルサウスとの連携強化で様々な成果が挙げられた」と強調した。
岸田首相は、「各国とともに、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く姿勢を毅然(きぜん)と示し、その連携の輪を広げていくこと」、「それぞれの国が抱える課題や事情に寄り添って、きめ細かく日本ならではの対応を行うこと」の2点を念頭に置いたと強調した。