宮城県白石市では国内最大級のこけしの祭典「全日本こけしコンクール」が5月3日から始まり、多くの人でにぎわっています。

会場には、延べ160人のこけし工人から出品された709点の作品が展示されています。

今回、最高賞の内閣総理大臣賞を受賞したのは、白石市の新山真由美さんの弥治郎系こけしです。すっきりとした姿ややや細身の形が清楚で、上品な表情にふさわしいことなどが高く評価されました。

こけしは伝統や新型など5つの部門ごとに並べられ、訪れた人はじっくりと出来栄えを見ながら気に入ったものを買い求めていました。

会場に一番乗りの人
「今回もなかなか買えない工人のこけしなので、それを目的に一番目指して並んだ」

会場を訪れた人
「もう20年近くになる、こけしには癒やされますね」

「全日本こけしコンクール」は5月5日まで開催されています。

仙台放送
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