今年度初めての富山県の総合教育会議が2日県庁で開かれ、県から県立高校再編に向け地域から様々な意見を聞くため、学区ごとにワークショップを複数回開催することが示されました。
会議には、知事や教育長、学識経験者や教育関係者などが出席し、再編の方向性について議論されました。
中では「人口減少時代において、教員が主体的に指導する環境づくり」という視点から、大規模高校の創設の必要性を強く訴える意見が出され、これに対し教員の働き方改革の観点から賛同する声があがっていました。
また、将来を担う現役教員にも再編の議論に関わってもらう必要があるという意見も出されました。
県立高校再編に向けては、再編の対象となる規模は「1学年4学級未満または160人未満」で「1学年4学級以下または160人以下」の学校についても再編統合の検討対象とする方向性が示されています。
県からは、地域から再編に対して様々な意見を聞くために、今年度、学区ごとにワークショップを複数回開催することが示されました。