大分県別府市の上人ヶ浜公園の再開発事業について、一部の市民の反対を受けて計画が見直され、1日に着工式が行われました。

別府市の神社で着工式が行われ、再開発を手掛ける貸会議室事業ティーケーピーの河野貴輝社長などが工事の安全を祈願しました。

上人ヶ浜公園の大規模な整備事業は、一部の市民からの自然環境への影響などを心配する声を受けて計画が見直されました。

計画では総事業費約15億円をかけて、砂湯を拡張するほか、宿泊コテージやレストランなどが整備されます。
一部の反対の声を受けて駐車場の台数を当初より2割減らし、宿泊コテージも20棟から7棟に変更しました。
完成は2025年春の予定で、連休明けから工事が始まる予定だということです。

また、ティーケーピーは大分市のJR大分駅前でアパホテルの建設を進めていますが、1日、隣接するJTBビルを取得したことを発表しました。

◆ティーケーピー 河野貴輝社長
「JR大分駅とトキハの間に面しているので、こちらをうまく再開発して活用すれば大分駅だけの人流をトキハまで引っ張ってこれる非常に素晴らしいいい場所だと思い購入した」

アパホテルは2025年秋、開業予定で利用状況などを見ながら、ビルの活用方法を考えていくということです。

テレビ大分
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