北陸経済研究所がまとめた今年度上期の景況感は、地震の影響が残るものの昨年度の下期よりも改善すると見られています。

北陸経済研究所は、北陸の主要産業20業種について景況感を天気で表す「北陸の産業天気図」をまとめました。

それによりますと「晴れ」を5、「雨」を1とした場合の今年度上期の見通しは、全産業で「3.09」となり、昨年度下期を0.11ポイント上回りました。

能登半島地震の影響で製造業などでは一時的な減産はあったものの、大企業を中心に在庫での対応や他地域での代替生産などにより生産活動が維持できていることが要因と見られています。

また、観光業は政府の「北陸応援割」で一定の効果があったとし、改善する見通しとしました。

富山テレビ
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