一時1ドル = 160円を超えて、円安が加速していた円相場は、29日午後、反転し、155円台まで円高が進んだ。

一時1ドル = 160円台をつけていた外国為替市場の円相場は、29日午後1時過ぎに、円高方向へと流れが変わった。

1時間ほどの間に、4円以上円高が進み、155円台をつけた。

円相場は、26日の日銀の金融政策決定会合後の植田総裁の会見のあと、円売りが一段と進んでいた。

日本は29日は祝日だが、海外市場では、外国為替は通常通り取引されている。

市場関係者の間では、「160円という節目を超えたことで、政府が、海外市場で円買い介入に踏み切ったのでは」との観測も出ている。

財務省・神田財務官「(Q. 為替介入についての指摘がされてますが)今はノーコメント」

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