自民党の派閥の政治資金裏金問題を受け、再発防止策や政治資金規正法の改正などを議論する政治改革に関する特別委員会を、衆院で11日、参院で12日にそれぞれ設置されることになった。

衆院では、議院運営委員会理事会で9日、11日の衆院本会議で、現在の「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会」を改組して「政治改革に関する特別委員会」を設置することで与野党が合意した。

一方、参院では9日、与野党の参院国対委員長が会談し、12日に「政治改革に関する特別委員会」を設置することで合意した。

衆参の特別委員会では、政治資金規正法の改正案が議論される予定。野党は、これと並行して実態解明にも取り組みたい考えだ。