能登半島地震で被災した石川県では11日、復興に向けたテント市が開かれた。
被災者を支える一風変わった支援も行われている。

七尾市の一本杉通り商店街で開かれた「復興マルシェ」には被災した11店舗が出店した。
東日本大震災から復興した宮城県南三陸町にある商店街の後押しを受け、開催されたもので、店の関係者と常連客が再会を喜ぶ姿もありった。

輪島塗の店主は「ここでちょっと地震に負けてたらいけないなっていうふうに思って頑張ろうと決意しました」と語った。

一方、珠洲市では飼い猫を預かるボランティアが被災した人々を支えている。

岐阜県の団体などが、飼い猫の存在から避難をためらう人もいるなか、安心して暮らせる環境が整うまで、無料で猫を預かっているという。

団体にはこれまで30匹の猫が預けられ、3匹が飼い主へ返されたという。
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