珠洲市の住民が「さいはてのキャバレー」として奥能登国際芸術祭でも使用された建物を震災遺構として残してほしいと市に要望しました。
珠洲市役所に2日要望を出したのは珠洲市三崎町に住む出村正幸さんです。
壁にイルカが描かれた建物は震災前、「さいはてのキャバレー」として奥能登国際芸術祭の案内所やイベント会場として使用されてきました。
建物は大きな被害を受けましたが3匹のイルカが描かれた壁は津波などに耐えたため、出村さんは「復興に向けた希望になる」として震災遺構として残すよう市に求めました。
しかし珠洲市は飯田港の復旧工事にあわせて建物を解体することをすでに決めていて、工事は連休明けから始まる予定です。

石川テレビ
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