9日午前、日経平均株価が3万7000円超えた。取引時間中として約34年ぶりの高値水準だ。

日銀の内田副総裁が8日、マイナス金利を解除しても、その後の利上げペースは緩やかになるとの見通しを示したことをきっかけに買いが広がる局面が続いているほか、円相場で一時1ドル=149円台半ばにまで進んだ円安基調や、前日のニューヨーク市場でのダウ平均株価の最高値更新も相場の追い風となった格好だ。