インフルエンザが猛威を振るっている。
愛知県では今シーズンは、2023年の秋口からインフルエンザの患者が増え始め、県は11月9日に警報を発令した。その後、年末年始を挟んで1月初旬から再び増加に転じている。
前のシーズンは新型コロナウイルスの対策がされていたため、インフルエンザの感染者も少ない状態だった。
愛知県での発生状況を保健所の管轄ごとに見ると、知多や三河地方で、定点あたりの患者数が特に高くなっている。名古屋市や豊田市でも高い数値になっている。

県は対策として、ソーシャルディスタンスの確保、マスク着用等の咳エチケット、こまめな手洗いの徹底、規則正しい生活で体調を整えるようよびかけている。

はざま医院の伊藤伸介医師によると、ワクチンは今から打っても効果は期待できるため、打ってほしいとしている。感染しない保証はないが、重症化のリスクが抑えられるということだ。

新型コロナは5類に移行してから、せきや鼻水の症状があっても事前に連絡しないまま受診する人が多いということで、必ず症状がある人は事前に連絡して、指示を受けて受診してほしいと話していた。
(東海テレビ)