1日に最大震度7の揺れを観測する地震があった能登地方で先ほど、震度5強の揺れを観測する地震があった。
また1日の地震で、これまでに石川県で64人の死亡が確認されたことがわかった。
石川県内で64人の死亡を確認
3日も能登地方では、午前2時21分と午前10時54分に最大震度5強の揺れを観測する地震があった。この地震による津波の心配はない。

石川県内では地震発生後、大規模な火災や家屋の倒壊が相次ぎ、これまでに確認されている死者は、輪島市で31人、珠洲市で22人、七尾市で5人などあわせて64人となっている。

輪島市の上空から撮影した映像では、土砂崩れが相次ぎ、道路が寸断されていて、手を振り救助を求める人や「SOS」の文字、海上には食料などの物資を運ぶ海上保安庁の船が確認できる。
大雨警報で土砂災害に警戒
また、石川県能登には現在、大雨警報が出されていて、特に3日夜から4日朝にかけては雨脚が強まるおそれがある。

気象庁は、地震の影響で地盤が緩んでいるため、土砂災害に警戒するよう呼びかけている。
(「FNNニュース」1月3日放送より)
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