9日、タイ・バンコクの入管施設のゲートで、八木佑樹容疑者(35)が護送車を奪い、入管施設から逃走した。

その2日後の11日、捜査員が潜伏中のホテルに踏み込んだ際、八木容疑者はハンマーを持っていたという。

護送車を奪い入管施設から逃走

タイの首都・バンコクにある入管施設のゲートで、護送車が外に出ようとしている。

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すると、次の瞬間、護送車が強引にゲートを突破した。

はさまれた男性は、倒れてきた門の下敷きになるところだった。

護送車を奪い、入管施設から逃走したのは八木佑樹容疑者(35)だ。

八木容疑者は、不法滞在で拘束されていた。日本ではコロナの給付金をだまし取ったとして、逮捕状が出ている。

八木容疑者が逃走したのは9日だ。その後、護送車を乗り捨て、電車やタクシーを乗り継いで約140km離れたリゾート地パタヤへ向かった。

そして、2日後の11日。捜査員が潜伏中のホテルに踏み込み、八木容疑者を逮捕した。

八木容疑者はハンマーを所持

ベッドの間に座らされた八木容疑者。捜査員の問いかけに、何か答えているようだ。

表情からは抵抗の意思はないようだが、実は、危険なものを所持していた。

関係者によると、捜査員が踏み込んだ際、ハンマーを持っていたという。

部屋では、クレジットカードや免許証、スマートフォンなど17点を発見した。

警察は、押収品を所持していた経緯や逃走の動機などを詳しく調べている。
(「イット!」 9月12日放送より)

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