清原和博氏が執行猶予明け初テレビ出演

覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた清原和博氏が、執行猶予が明けて初めてのテレビ番組に出演。プロ野球や甲子園、自身の今後について語った。

清原和博氏:
よろしくお願いします。緊張していますね。

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22日夜、フジテレビのCSプロ野球ニュースに生出演した元プロ野球選手の清原和博氏。

清原和博氏:
久しぶりにこういう形で、番組で会えるのが久しぶりなので、本当に嬉しいですね。

覚せい剤取締法違反での執行猶予が15日に明けてから、テレビに出演するのは今回が初めて。ネット上では「清原が帰って来た!待ってました!」「清原がしゃべっているのを見ると泣ける」などとツイートが急増した。

無観客開幕のプロ野球への思い

清原和博氏(2019年密着取材時):
死ぬことも考えたりしたけど、生きていて良かったです。
2019年、Live News it!の密着取材に涙を見せた清原氏。

清原和博氏(2019年密着取材時):
事件後、街を歩いていても「頑張ってくださいね」とか声をかけられると、今までの何倍も100倍も200倍も嬉しいですね。

薬物依存症との闘いで、ファンの声援が力になっていると語っていた。

22日夜の番組では、新型コロナウイルスの感染から回復したPL学園時代の後輩・片岡篤史氏と19日に開幕したプロ野球について熱く語った。

清原和博氏:
自分たちがファンの皆さんに力を与えているのではなくて、ファンの皆さんが自分たちに力を与えてくれるんだって、すごく感じました。今、無観客でやっているのが、(選手は)応援のありがたみを感じて今、試合をやっていると思う。

甲子園中止…高校球児への思い

春と夏の甲子園がともに中止となってしまった高校球児に対しては。

清原和博氏:
僕自身もショック受けましたし、自転車乗ってね、球場行って、雨の日も風の日も、そしてお母さんが早く起きてくれてね、お弁当作ってもらって、その集大成が夏の甲子園じゃないですか。甲子園っていう素晴らしさ、子供たち、中学生、高校生に伝えていきたいなと思います。

今後について…野球界に少しでも貢献したい

こうした清原氏の姿にツイッターでは、「笑顔が見えて元気そうで良かった」「もう大切なものなくさないでくれよ」などの声が上がった。

執行猶予の満了とともに、著書「薬物依存症」を出版した清原氏。番組の最後には再起に向けた自身の決意をこう語った。

清原和博氏:
自分も新たなスタートして再出発しました。まだ今年こういうコロナという時期で、本当に世の中大変な時に、自分も微力ではありますが、野球界に少しでも貢献できるように頑張っていきたいと思います。

(Live News it!6月23日放送分より)