都内に住む70代男性にうその電話をかけ、約100万円をだまし取った疑いで、男2人が逮捕された。
この記事の画像(11枚)東京・荏原署から、荒木利陽容疑者(24)が出てきた。一瞬視線を上げ、笑みを浮かべながら歩く。
東京・高輪署からは、竹村昇馬(22)容疑者が出てきた。
2023年4月、2人は、都内に住む70代の男性にうその電話をかけ、約100万円をだまし取った疑いが持たれている。
警視庁によると、荒木容疑者はだまし取った金の管理役。
さらに、複数の男女から入金するための口座を、2万円から3万円で買っていたとみられている。
2人は、特定の住所に住んでいなかったという。
詐欺の拠点となっていたのは、都内のビジネスホテルだ。
16カ所以上も拠点変更
捜査を逃れるため、数日ごとに場所を変えていたという。
その数は、少なくとも16カ所。
身柄を確保された際には、19台のスマートフォンが押収されている。
被害は3月〜5月の3カ月間で、約5000万円とみられていて、警視庁がグループの全容解明を進めている。
(「イット!」 6月23日放送より)