岸田首相は13日、記者会見を行い、今の国会での衆議院解散について「諸般の情勢を総合して判断していく」と述べた。

岸田首相は会見で、今の国会で衆議院解散する考えがあるか問われたのに対し「岸田政権は外交内政の両面において、これまで先送りされてきた困難な課題の一つ一つに答えを出していくことが使命だと覚悟して、政権運営をしてきた」と述べた上で「解散総選挙についても、この基本姿勢に照らして、いつが適切なのか、諸般の情勢を総合して判断していく」と答えた。

また、野党から内閣不信任案が提出された場合、解散の大義になるかとの質問に対しては「通常国会の会期末間近になって、いろいろな動きがあることが見込まれる。情勢をよく見極めたいと考えている。現時点ではそれ以上のことについてお答えすることは控えたいと考える」と答えた。

政治部

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