8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落した。

アメリカ連邦準備制度理事会（FRB）のパウエル議長が議会公聴会で利上げ加速の可能性に言及したことを受けて、売り注文が増加。一時、下げ幅は240ドルを超えた。

しかし、前日に570ドル超下落していたことから、割安感が出た銘柄を買いもどす動きもあり、下げ幅は縮まった。

結局、ダウ平均は、前日比58ドル06セント安の3万2798ドル40セントで取引を終えた。

一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、前日比45・68ポイント高の1万1576・01だった。