松野官房長官は14日の会見で、2022年1月に九州西方の上空で確認された気球について、「自衛隊の哨戒機が確認した」とした上で、分析を進めていることを明らかにした。

2022年1月、九州西方の上空で確認された気球は、日本の領空を通過しており、政府が、自衛隊機が撮影した写真から、中国の偵察気球の可能性が高いと分析していることがFNNの取材で明らかになっている。

松野長官は14日の会見で、この気球について「警戒監視活動中の哨戒機が所属不明の気球を確認した」ことを明らかにした上で、「詳細について分析を進めている」と述べた。

さらに松野長官は、防衛省において「警戒監視に万全を期すとともに大きな関心を持って、情報収集分析を行ってきている。引き続き国民の生命および財産そして我が国の主権を守るため、より一層厳正に対処していく考えだ」と強調した。

政治部

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