新型コロナウイルスの感染防止対策として日々、注目が集まるマスク。今、どのようなマスクが求められているのか?街で聞いてみると…

男性A:
これから常時、着けていかないといけないと思うので、色とかそういうの(ファッション性)も気にするようになりました

女性A:
洗って使えるマスクだと、枚数が少なくても2~3枚あれば回して使えるからいい

家電メーカーのシャープがマスクを生産して話題になったが、実は他にもさまざまなジャンルの企業がマスクを作っている。アパレルや生活雑貨店などのブランドが作って販売しているマスクがこちら。

素材やデザインにこだわり、高機能でハイセンスなものがたくさんある。マスクの専門家は…

環境管理センター 技術部長・飯田裕貴子さん:
空気中に浮遊している体に悪いものを吸い込みたくないという性能では、多少落ちるものもあるんですけども、自分が飛まつを出さない。それから、ウイルスなどがついた手で自分の鼻や口を触るということは防げますので、すごくいいことだと思いますね

今回の「スゴ撮」は、さまざまな企業が販売を開始する「ブランドマスク」のこだわりを調査する。

高島縮やレースなどでオシャレに

まずは、和服などを製作・販売するブランド「SOU・SOU」のマスクから。

めざまし取材班:
肌触りもサラサラしているので、着け心地がいいです

生地がでこぼこになった「高島縮」のマスクをオンラインショップで販売(税別480円 ※予約販売のため発送は6月下旬)。デコボコがあることで肌に付く面積を少なくし、通気性もよくしてくれる。

続いて、若い女性に人気のファッションブランド「who’s who Chico」では、レースやドット柄など3種類のマスクをオンラインショップで販売。

オシャレでかわいいデザインなので、洋服のコーディネートに合わせて楽しめる。(「ベージュマスク」税別1600円、「ドットマスク」税別1600円、「レースマスク」税別2000円)

ワイシャツ素材で通気性抜群

また、全国に443店舗を構える紳士服の大手ブランド「コナカ」では、工場の稼働を守るため、4月からマスク販売の予約をウェブ上で始めている。さらに…

コナカ 執行役員 経営企画室部長・堀江俊一さん:
一番売れているワイシャツ素材で(マスク作りを)やったらどうかという形で話が進みました

コナカのワイシャツと同じ素材で作られた、その名も「洗える立体マスク」(税別980円 ※オンラインショップで販売)。

その着け心地を街で試してもらうと…

男性B:
おお~めちゃくちゃ涼しいです

男性C:
すごくいいです。息苦しさがない、通気性がいい

ニット素材のポリエステル100%でできていて、ストレッチ性があり、通気性も良く着け心地抜群。しかも、ワイシャツと同様に洗濯ネットに入れ、洗濯機で洗うことができる。現在、オンラインショップで予約をすると、6月中旬より発送されるとのこと。

さらに、マスクの中に入れられる高性能フィルタシートも販売する予定(30枚入り税別980円)。超極細の繊維でシャットアウトする効果が期待できるという。(※オンラインショップで6月販売予定。フィルタは感染(侵入)を完全に防ぐものではありません)

洗って使える革・デニム生地も登場

このように、ブランドマスクは素材にこだわって作られているのも特徴のひとつ。

ウエットスーツのブランド「LANTY」は、ウエットスーツの素材でマスクを製作。(「LANTY BIOMASK」税別3000円 ※オンラインショップで販売)

革製品のブランド「T.A.S」では、洗えるレザー製のマスクをオンラインで販売している。(「ウォッシャブルレザーマスク」税別4000円)

めざまし取材班:
革なので呼吸できるかなと思いましたが、息苦しさは感じないです

さらに、シューズブランド「mamian」が作ったのは、こちらの「立体ウレタンマスク」(3色セット 税別1000円 ※オンラインショップで販売)。パンプスで使用するクッション材を使って作られている。

そして、デニムを中心とした商品を生産・販売している「青木被服」のマスクからは…

女性B:
いいと思います!

男性D:
使ってみても(着け心地が)いい感じだし、オシャレな感じ

こちらのスタイリッシュなプリーツ型の「洗えるデニムマスク」(10枚セット 税別1万3000円)をオンラインショップで販売。

このデニムマスクは、どのように作られているのか?そのこだわりをスゴ撮する。

最初に機械でデニム生地を裁断。それ以外の工程は、ほとんどが手作業だ。生地にガーゼを2枚のせ、プリーツの折れ目をアイロンでつけていく。

次に、ガーゼとデニム生地をマスク上部に縫い合わせる。これを広げて、ガーゼの間にノーズワイヤを入れる。

青木被服 専務・青木俊樹さん:
ガーゼとガーゼの間にノーズワイヤを入れる。それでガーゼだけにステッチ(縫い目)がかかっている状態にすれば、表面に何もステッチの針穴が残らないマスクが完成します

マスクをよく見ると、裏面にはノーズワイヤがついているが、表のデニム生地は縫い目のない美しい仕上がりに。オシャレに敏感なデニム職人ならではのこだわりだ。

残りを縫い合わせたら、ゴムを入れて両端をさらに縫い合わせ、ブランドのロゴをつけたら完成。職人のプライドが詰まったデニムのブランドマスク。通気性もよく、30回洗ってもほとんど色落ちがしないということだ。

和紙の糸で快適な肌触りを実現

最後は、山形の紡績・ニット会社「佐藤繊維」のマスク。少し変わった素材でできているのだが、街の人に聞いてみると…

男性E:
へえ~すごい!触り心地いいですね

女性C:
和紙ですか?和紙には思わないです

その名も「抗菌 洗える和紙ニットマスク」(税別2700円 ※オンラインショップで販売)。独自に開発したストレッチ性があり、しなやかで丈夫な「和紙糸」を使用している。

その和紙糸がこちら。普通のガーゼ用マスクの糸と比べてみると、太めで少しごわついているように見える。

この和紙糸の秘密を社長に教えてもらった。

佐藤繊維・佐藤正樹社長:
通常、和紙糸はこうやって「こより」にするんですが、そうすると結構硬いんですね。それを違う素材を使って、グシャグシャっと丸めてる感じなんです。フニャっと柔らかい

この新開発の和紙糸の力で、新しい軽さと心地よい肌触りを実現。和紙なので吸水・速乾性に優れ、毛玉ができにくい効果もあるという。

さらに、独自開発した「銅シート」をマスクのポケット部分に内蔵。この銅シートの力で、抗菌・防臭作用も期待できるということだ。(※マスクはウイルスの感染(侵入)を完全に防ぐものではありません)

企業の技術を結集したマスクの数々。紹介したものはいずれもオンラインショップで購入できるが、商品によっては品薄となっているものもあるため、詳細は各公式サイトで確認してほしい。

(「めざましテレビ」『スゴ撮』5月11日放送分より)