休業要請の協力金 給付時期は?市独自の支援策も

宮城・仙台市の郡和子市長に、新型コロナウイルスに関する対応や今後について話を伺った。

仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
休業要請などもあり、非常に市内では、切実な苦しい声を経営者の皆さんからも聞かれています。市独自でも支援策を打ち出しています。改めて見ていきたいと思います

休業・時短営業の要請に応じる事業者に対し、県内で一律に30万円が支給される。
ここに仙台市は、独自に10万円を上乗せする。

また、市内に2カ所以上の店舗などがある事業者には、さらに40万円、合わせて50万円上乗せし、80万円の支給をすると発表している。

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仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
補正予算としては、東日本大震災の時を超える過去最大の増額ということですけれども、それほど市長も緊迫した状態だと思われているということでしょうか?

仙台市 郡和子市長:
2日に臨時議会で関連の補正予算を通していただきました。この新型コロナウイルス感染症の拡大というのは、市民生活にも、地域経済にも大きな影響を与えています。特に市内の事業者の方々には、大変大きな影響を及ぼしていること、これは本当に危機的な状況であると認識しております。一刻も早く、補正が通りましたものですから、事業者の方々に、休業要請に応じていただいた皆様方には協力金をお支払できるように、5月中旬には申し込みを受け付けて、5月下旬にはお支払いをしたいというふうに考えているところです

仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
『5月下旬の支給』という声もありましたが、実際に事業者の声も入ってきています

協力金の給付はいつに…不安抱える飲食店

仙台市青葉区のラーメン店「萩ノ宮」。
県の要請を受け、4月25日から、閉店時間は午前0時だったものを午後8時に短縮している。

そのため、県と仙台市から協力金として合わせて80万円が支給されることになっている。

自家製熟成麺「萩ノ宮」中下勇輝店長:
現金がないと、毎月の家賃も払っていけない状況なので

新型コロナウイルスの影響で、売り上げが前の年の同じ時期と比べ6割減となる中、緊急事態宣言の延長にともなう協力金の給付について、不安を抱いている。

自家製熟成麺「萩ノ宮」 中下勇輝店長:
また要請が出た場合、それに対して協力金や給付金が出るという話がまだ出てないので、そこに対して不安な気持ちはありますね。むしろ、(県や仙台市に)協力していただきたいと思っています

仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
ただ7日以降は、特定警戒都道府県でない地域、宮城も含めて休業要請は県の判断ということになってきますが、県が改めてさらに延長ということになれば、この支給額はさらに変わってくる可能性というのもあるんでしょうか

仙台市 郡和子市長:
まずはですね、厳しい状況の中、事業を継続していただく、そのマインドを持っていただきたい思いで、スピーディーに協力金についてはお支払いしたいと申し上げました。そしてまた、さまざまな国の応援策もございます。それらも合わせてぜひお使いいただいて、マインドを強く持っていただきたいと思います

仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
市独自というのは、どういったところなんでしょうか?

仙台市 郡和子市長:
協力金につきましては、固定費、例えば家賃も人件費も、他の市町村と比べれば、仙台は比較的負担が大きくなります。そういう意味で、独自に上乗せさせていただきました。それでもまだまだ足りないというお声は聞いております。しかも、今回の休業要請の対象にならなかった事業者の方々もおいでです。こういう方々に対してどのような支援ができるのかということで、今回、仙台市が用意した補正の中では、売り上げが5割以下になった事業者の方々には20万円を支給させていただく、そのほか、国のさまざまな制度をご案内する、というふうにさせていただきました。今また5月中旬に向けて、各事業者の方々にヒアリング、アンケートを取らせていただきまして、さらなる経済対策を考えていかねばならないだろうな、というふうには考えているところです

仙台放送 梅島三環子アナウンサー:
状況を見つつ、さらなる支援も考えていくと

仙台市 郡和子市長:
そうですね。ただ本市独自でやっていくというのは、かなり厳しいものがございます。財源が何よりも重要ですから、国に対してもお願いをしていかなくちゃいけないですし、また県に対しても、いろいろご相談させていただきたく思います

(仙台放送)