軽食など気軽に話せる機会とオフィスのレイアウトを工夫

1)気軽に知り合える機会を設けてみる

コミュニケーションの重要さが強調され、そのための様々なツールが溢れている現代社会ですが、本当に顔を合わせて話し込める仲間を増やす機会というのは、コミュニティが希薄になった分だけ逆に減っているかもしれません。
海外ではコミュニティ、企業、教育機関などの単位で「Coffee morning」という、朝のちょっとした時間を利用して人々が気軽にコミュニケーションを取れる集まりなどがあります。

日本で働く外国人は自国にいるときより人間関係が希薄になりがちで、孤独感を感じている外国人もいるはずです。会社として、部署の垣根を超えて軽食をとりながら気軽に話せる場所が提供できれば、部署を超えた関わり合いができます。

勉強会やイベントなど仕事での仲間が増えるほど離職率の低下にもつながります。

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2)オフィスのレイアウトを変えてみる

日本のオフィスで古くから採り入れられている「島型」の配置から「ブース型」や「ユニバーサルレイアウト」に変えるとワークスタイルの変化や生産性の向上が期待できるといわれています。立って仕事をすると座っているよりも業務効率が上がるというアメリカの研究もあり、スタンディングデスクの採用も一般的になってきています。

日本の新卒の定番は未だに全身黒・紺・グレーだが・・・

3)オフィスウェアにも多様性を持たせよう

日本でもクールビズが夏の主流となりましたが、スーツの上着やネクタイ着用が一般的な企業が多いと思います。業種によっても様々なので一概には言えませんが、日本の新卒の定番としては未だに全身黒・紺・グレーが主流です。
髭のカラー、髪型、爪、デザイン、アクセサリーなどに規制の多い日本の社会のようですが、社員の身に着けるものを強要し過ぎてしまうと多様性が損なわれ、外国人社員が浮いてしまいます。

4)携帯電話の使用ルールを見直す

日本では個人の携帯電話を勤務中に用いることを避ける会社が多いと思います。休憩時間になるまで携帯を使えない、または会社に着いたら会社を出るまで携帯の電源をオフ という会社もあるようです。仕事で携帯電話を使用する場合は、企業から貸与されるのが一般的なので、2台を常時携帯し使い分けるというワザが必要になります。

仕事とプライベートは別と思われがちな海外でも業種によっては意外にも携帯が繋がらない、イコール、相手先からの信用を失い、競争に負けてしまうとまで考える人が多いようで、名刺にまで個人の携帯番号を載せている人も普通にいたりします。社内での個人の携帯の使用を不可とするのであれば、会社携帯を導入してあげた方が良さそうです。

キッズルームや自転車通勤のためのロッカールームの充実も

5)みんな福利厚生活用できていますか?

一般的に自分の生活のペースを保ち、スポーツジムなどを積極的に利用したいと持っている外国人社員はたくさんおり、ある意味、福利厚生というのは社員にとって、その会社で働く大きな魅力の一つでもあります。

しかし残念ながら、自分の会社にはどのような福利厚生があり、どうやって申請すればいいのか知らないという人も同じくらいいるという会社が意外に多くあります。定期的なオリエンテーションで社員が福利厚生を享受できるようにしてあげましょう。

6)コミュニケーションを生むスペース作り

オフィスは活気がありますか?オフィスは静かな場所であるべきと思っていませんか?最近では共働き世帯が増え、オフィスに子供を連れて来る日本人も増えて来ましたが、受け入れの環境整備という意味ではまだまだだと言えます。

キッズルームや自転車通勤の人のためのロッカールームの充実。そこで働く人が自分たちらしく働けるスペースを作ることでコミュニケーションが生まれて来ます。
このように挙げてみると外国人社員に限らず日本人にとっても、あれば嬉しいものです。社内環境を考えるとき、ぜひ参考にしていただければと思います。