インバウンドビジネスではお客さまである外国人が普段どのような生活をしているのか想像し、彼らの行動を理解する努力が求められます。理解があるかどうかで提供するサービス内容、接客の質にも差が出てきます。そこで、衣・食・住それぞれの分野で、外国人がどのような生活をしているのか知識をつけることをおすすめします。

今回は外国人の住まいについて。アジア(特に東アジア)には比較的に日本と似通った住まいの国もあります。
しかし、欧米~南米圏になると大きく異なります。そこで、今回は海外(欧米~南米圏)と日本の住まいの違いをご紹介します。

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玄関がない

一般的な日本家屋では、家に入ると、まずは段差がある玄関が存在し、そこで靴を脱いで家の中に入りますよね。海外では、そもそも玄関という概念がなく、家に入る時に靴を脱ぐ習慣がありません。小さな家は扉を開けるとすぐにリビングルームにつながるレイアウトもあります。

風呂とトイレが同じ場所にある

日本は脱衣所があって、扉を開くと風呂場がありますが海外は異なります。ホテルの風呂場を思い浮かべてください。海外だと風呂とトイレが同じ空間にあります。またバスタブ(風呂)もありますが、湯をためて風呂に浸かることはなく、シャワーを浴びる事の方が一般的です。

風呂とトイレが同じ空間

朝シャワーが一般的

日本人は1日の疲れをとるために夜に風呂に入る習慣がありますが、欧米人は基本的に朝にシャワーを浴びることが多いです。彼らは清潔な状態で学校や仕事場に行きたいと考え、朝シャワーを浴びているようです。

トイレのスリッパがない

日本人は室内で靴を履かない上、トイレには専用スリッパを置く家庭が多いです。
トイレは徹底して清潔に保ちたいという日本人の意識の表れですね。
海外では、トイレにスリッパはなく、土足で入ります。しかし、中には清潔好きな人もいるようで、筆者の日本通の知人で来日して以来、自宅のトイレにスリッパを導入するようになった人もいます。

洗濯機はキッチン周辺にあることも

洗濯機が置いてある場所が違う

洗濯機は浴室の脱衣所に置いてあることが多い日本。その理由は風呂の残り湯を洗濯に使うこともできるし、脱衣所で脱いだ服をすぐ洗濯できる動線の良さではないでしょうか。
海外では洗濯機はキッチン周辺、地下、ラウンドリー室、車庫に置いてあることが多いです。

日本人が経済面(風呂に湯をためて浸かる文化も理由)を重視している姿勢が洗濯機の位置に反映されています。

違いを理解すること

外国人が自国で普段どのような生活をしているのか想像し知識をつけておけば、直接的な接客の質に影響しないにせよ、おもてなしのヒントにはなります。
会話のネタが豊富になり会話も捗るでしょうし、万が一彼らから理不尽に思われるクレームを言われたとしても、彼らの立場になり理解できることも増えるでしょう。海外と日本の違いを理解することはインバウンドビジネスの大事な基礎といえます。