意外に頭を悩ませられている方が多いのが世間話ではないでしょうか。

仕事は好きだし、上司との関係も良好。なのに、なぜかちょっとした場面での世間話が気まずくなりがち…。そんな方にとっては、あまり親しくない外国人とお昼休みやエレベーターで一緒になった時のことを考えるだけで憂鬱になってしまうかもしれません。

たわいもない話だからこそ難しい、そんな世間話ですが、いくつかのポイントを心がけているだけでずいぶんと楽になります。

イエス、ノー、以外で答えられる質問

世間話では一般的に、天気や流行りのドラマ、食べ物など、簡単で、誰にでも答えられるテーマを選ぶことが大事です。人を選ばないので、誰とでも話を始められるきっかけになりますが、その際に気をつけたい重要なポイントが1つ。それは、イエスかノーの一言で答えられるものにしない、ということです。

例えば週末の過ごし方を相手に聞く際に、「週末は楽しかった?」ではなく、「先週末は天気が良かったけれど何をしたの?」と質問すれば、相手からは具体的な内容が返って来るので、そこからさらに話を広げることができるようになります。
 

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リハーサルはあえてしない

会議やスピーチなど、多数の人を相手にコミュニケーションをとる場面では、話題の持って行き方や使う声のトーンなどの話し方の練習が大切です。一方、世間話では、あまり事前に練習をすると妙な堅苦しさや一方的な印象を与えてしまいます。台本のように頭で描いた文章を追っていきながら話そうとすると、どうしても、うまく覚えているか、間違えないで言えるか、などということに集中してしまい、一度話に詰まってしまうと、「もう会話が続かない!」ということになりかねません。

もしも世間話が苦手なのであれば、いくつかのテーマをペアで覚えておくと安心です。

「週末何したか?&今度あるイベント」、「お昼に何を食べた?&自分の好きな食べ物」などを話の展開がしやすいテーマをペアで覚えておけば、無理に話題を探す必要もなく、流れに任せて会話を進めることができます。

純粋に興味を持つ

社内の外国人とのコミュニケーションに苦手意識を持っている人の中には世間話なんてつまらないし、面倒なだけ、なんて思っている人も多いかもしれません。確かに職場において、同僚との他愛もない話は、仕事とは直接関係のないことかもしれません。しかし、相手との距離を縮めたり、信頼関係を築く上で世間話はとても役に立ちます。

苦手意識を先行させずに相手との会話に純粋に興味を持って気楽に臨めば、「週末は何したの?」という簡単な質問から、自分の知らなかったイベントの情報や外国での家族との休日の過ごし方などに話が及び、思わぬ発見ができるかもしれませんし、相手との意外な共通点が見つかり、お互いの親近感が湧くきっかけになるかもしれません。
 

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苦手意識を持つことで会話をすること自体がますます嫌いになってしまってはもったいないことをしています。文化も違う外国人と話すなんて考えただけで嫌だと逃げ出してしまう必要なんてありません。

外国人との会話だからこそ純粋に興味を持って気楽に臨めばなんてことはないばかりか、気さくに会話ができて普段会話が苦手な人は良い苦手意識の克服材料にさえなるでしょう。
 

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