アメリカ・アカデミー賞公認の、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル &アジア 2021」。

世界中から集まった6000本以上の作品の中から、グランプリなど各賞が発表された。
縦型画面の魅力を発信する「バーティカルシアター部門」のプレゼンターとして登場したのは齊藤工(39)さん。

同部門の招待作品「Hitch×Hock(ヒッチホック)」は、齊藤さんがプロデュース・出演した作品で、撮影にスマートフォンが使用された。

そして、「スマートフォン映画作品部門」には、審査員を務めた池田エライザ(25)さんが登場。

映画監督経験者2人に“スマホでの映画撮影”を質問
映画監督経験のある2人に、めざましテレビの鈴木唯アナウンサーがインタビュー。スマートフォンでの映画制作について質問した。
齊藤工:
縦型の映画に対して、最初“食あたり”をおこすかなと思ったんですけど、だんだん観ていくうちに、やっぱり普段見慣れている画角というか、より距離感が近い作品にちょっと魅せられて。なんか時代が変わっていく瞬間に立ち会っている気がします

池田エライザ:
スマートフォンで作品を撮るっていうことが、映画を作るというクリエイティブなことの敷居を下げてくれているのかなっていう、そこに感動しましたね

齊藤さんがプロデュースした「Hitch×Hock」は、一部がスマートフォンで撮影されている。スマートフォンに合わせて作品を撮る難しさや、工夫したところを聞いた。
齊藤工:
画角が縦なのを気にしないといけないので、天井だったり照明だったり、横以上に美術も含めて、縦のアングルを意識して撮影するというのはとても新鮮でしたし、(確認する)モニター自体も縦なんですね。壮大な物は横型画面が向いているのかなと逆に思いましたし、身近な半径のものを描くには縦型画面というのがすごくふさわしいなと思いました

(後半へつづく…)
「髪を切りたい」鈴木唯アナにアドバイス?
続いて、今回のイベント「ショートショートフィルムフェスティバル」にちなんで、2人が「ショートしたいもの」について質問。
鈴木唯アナが髪の毛やひげを例に挙げると…
齊藤工:
(髪もひげも)ショートさせたいですけどね(笑)要素が多すぎて、気持ちとしては切りたいですね。仕事柄あれですけど

一方の池田さんは、「最近、髪をショートにしました」と回答。

すると齊藤さんが、鈴木唯アナへ「ショートしたいこと」を逆質問することに…
齊藤工:
鈴木さんは、ちなみにショートしたいことは?
鈴木唯アナウンサー:
髪の毛をショートにしたかったです
実は、鈴木唯アナもショートヘア願望があったとのこと。まだ切る予定がないとこぼすと、2人からこんなアドバイスが…
池田エライザ:
ちょっとずつ切っていけばバレないんじゃない?
齊藤工:
軽部(真一アナウンサー)さんはロン毛にしてもらって…
監督・池田エライザが撮るなら…齊藤工は「森で暮らす職人」
最後に、齊藤工主演、池田エライザ監督で映画を撮るならどんな作品にしたいか質問。
池田エライザ:
(齊藤工さんは)職人的なものをさせたら本当にピカイチなんじゃないかなというのは、常々(思っている)

鈴木唯アナウンサー:
何職人ですか?
池田エライザ:
森とかにこもっていただいて(笑)木々を見て、(インスピレーションを)おろしていただいて、ドキュメンタリー的に映画を作っていけたら楽しいんじゃないかなと思いますね

森の中でたたずむ齊藤さんが浮かびそうな構想に、“主演”齊藤さんは?
齊藤工:
まさに森に住みたいと常々思っていまして

鈴木唯アナウンサー:
びったりな役ですね
齊藤工:
びっくりしました今。見透かされているなと思って
(めざましテレビ 6月22日放送分より)