コロナ禍で親から教わったことをココ調

大川立樹アナウンサー:
コロナ禍で家族の時間が増えたことで親子の関係にも変化が起きていました。

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コロナ禍で変わったという家族との時間。

女性A:
家族との仲が良くなったと感じます

女性B:
コミュニケーションが取れる時間が増えた

どう過ごしているのか聞いてみると…

女性C:
釣りを教えてもらいました

女性D:
ギターを教えてもらっています

家族時間が増えたことで、お母さんやお父さんから色々なことを教えてもらったそうだ。めざましテレビでは「子供たちは親からどんなことを教わったのか?」をココ調した。

母からアクセサリーの作り方を教わる

まずは、大学生の長谷川万梨花さん(21)がとてもエレガントなお母さんの「もも」さんから教わったのが…

大学生・長谷川万梨花さん(21):
ハンドメイドアクセサリーを教えてもらった

お母さんはフラワーデザイナーで、趣味でアクセサリーをよく作っているという。

大学生・長谷川万梨花さん(21):
ビーズが通らないみたいになって、穴をあけてもらったりとか、教えてもらいました。この機会がなかったらやってなかったと思います

「音楽・車・麻雀」父の趣味に影響される子たち

続いては、大学生の平井今日子さん(22)。これまであまりお父さんの隆行さん(58)と話す機会がなかったというが…

大学生・平井今日子さん(22):
「倉庫にしまってあったレコードがあるよ」って言われて

倉庫から出てきたのはお父さんの好きなビートルズのレコード。お父さんと一緒にレコードを聴いているうちに、自分もその魅力にはまったという。

大学生・平井今日子さん(22):
一緒に聞くときは「これはジョンレノンがこうでね」みたいに言われながら聞いています

そして、大学生の谷本智さん(19)はお父さん貴文さん(50)のすごさを再認識。

大学生・谷本智(19)さん:
車をキャンプ用にカスタマイズした

お父さんに教わりながら車の色を塗り替えたり、屋根にソーラーパネルを取り付けたりするなどアウトドア仕様にカスタマイズ。

大学生・谷本智(19)さん:
色がムラにならない塗り方だったり、いろいろ教わりながらやりました。父は家ではグータラしているだけなんで、そういうこともできるんだと思ってすごくうれしかったです

大学生の横田有沙さん(19)はお父さんから、ちょっと意外なものを教わったそうで…

大学生・横田有沙さん(19):
お父さんから麻雀を教えてもらいました

なんと、麻雀。麻雀歴30年以上のお父さんにレクチャーを受け、自宅で家族と麻雀をするようになったという。

――勝負はどうでしたか?

大学生・横田有沙さん(19):
お父さんのひとり勝ちです。お父さん、容赦なかったので結構恨みはありますね

ドラムレッスンで親子の距離が縮まる

続いて、高校2年生の近藤紗音帆さん(16)は…

高校2年生・近藤紗音帆さん(16):
お父さんにドラムを教えてもらっています

父・正さん(47)はドラム歴30年以上のベテランドラマー。

自宅にはドラムセットがあったが、紗音帆さんに教える機会はなかった。

しかしバンド活動がコロナ禍でストップしたため、娘にドラムを教える時間ができたという。

平日の1時間、みっちりレッスン。

父・正さん(47):
1振りで2回たたく

高校2年生・近藤紗音帆さん(16):
無理…

父・正さん(47):
練習しないとできないよ

コロナ禍前に2人が一緒にいる時間は朝食と夕食の2時間ほどだったが、今ではドラムの練習で1時間アップ。

父と娘の距離も、ぐっと縮まったという。

高校2年生・近藤紗音帆さん(16):
1個1個丁寧に教えてもらっています。優しく教えてくれます

父・正さん(47):
大きくなってくると会話がどんどん減ってくるもんだと思うですけど、自分の好きなエリアに飛び込んできてくれたっていうのは正直、最高です

子供から親に教えるパターンも

さらに「親に教わる」ではなく「親に教えている」というパターンもあった。

吉田莉菜さん(18):
家族でTikTokの話題になって、一緒に撮ろうみたいな感じで…

お母さん「りえ」さん(46)にTikTokを教えているという吉田さん。

その練習風景を見てみると…

吉田莉菜さん(18):
きてママ。ずっとこうやってて。こうやってずっと。そしたら「え?」って言って。そうOK?

母・りえさん(46):
OK

お母さんもノリノリで、娘さんから教わっていた。

娘の嫁入り道具としてジオラマを製作

さらに、親の新たな一面を発見したという人もいた。

鈴木歩佳さん(25)は両親の身江子さん(50)・浩幸さん(60)、次女・杏佳さん(22)・三女・祐佳さん(16)と暮らす5人家族。

おうち時間が増えたことで見えた、お父さんの新たな一面が…

長女・鈴木歩佳さん(25)さん:
父がジオラマを始めまして、できているのを見て、何これって!

お父さんが作ったジオラマは鉄道が走る美しい風景も見事に表現されている。

この1年で3つのジオラマが完成し、今は集大成となる4つ目を制作中。

完成したジオラマは、どうするのかというと…

父・浩幸さん(60)さん:
娘が3人いるんで、好きなものを持っていってもらえればなと

娘さんたちが結婚するとき、嫁入り道具として持たせるつもりだという。

長女・鈴木歩佳さん(25)さん:
私はデビュー作をもらおうと思っていて

三女・祐佳さん(16):
家宝なみですね

多くの人が親から「料理」を教わる

そして、親から教わったことで圧倒的に多かったのが…

女性E:
お母さんに料理を教えてもらいました

そう、お母さんから教わる「料理」。

本橋花菜さん(20):
キムチチゲです。「鍋は突っ込むだけだから突っ込めばいい」と言われて私は料理ができないので白菜を切るところから教えてもらいました

吉澤まいさん(17):
ぬか漬けをお母さんがやっているんですけど、お母さんと一緒に買い物に行ってこうしてって。「おいしい」って言ってくれます

お母さんと初めてのハンバーグ作り

お母さんに料理を教わるようになったという大学生の楠本芙侑さん(21)のお宅を訪ねてみると…

大学生・楠本芙侑さん(21):
きょうはハンバーグを作ります

お母さん千里さん(53)と一緒に初めてのハンバーグ作りに挑戦。その様子を定点カメラで見せてもらうと…

大学生・楠本芙侑さん(21):
包丁の持ち方、おかしい?

母・千里さん(53):
大丈夫。フライパンで炒めます。透明になってくるくらい

お母さんの優しいレクチャーで順調に調理しているが…

母・千里さん(53):
もういい、ひっくり返せる

ちょっとした失敗もあったが、初めてのハンバーグが完成。

コロナ禍前の2人が一緒にいる時間は夕方から夜の3時間だったが、今では料理を教わる時間などが増え、倍の6時間にアップしたという。

こうした状況についてお互いどう思っているのか…

母・千里さん(53):
(料理が)できるようになってくれるのを見ているのもすごくうれしいし楽しいので

大学生・楠本芙侑さん(21):
すごく特別な時間を過ごしているなと思います

大川立樹アナウンサー:
街で聞いたもので多かったのは、やはり料理でした。そしてスポーツ・音楽というのも次いで多かったですね。他にはファッションやDIYなどもあがっていました。

(「めざましテレビ」6月16日放送分より)