政府は東京・大阪など9都道府県への新型コロナウイルスの緊急事態宣言について6月20日まで延長することを5月28日の基本的対処方針分科会に諮問する方針を固めた。
菅首相と西村経済再生相、田村厚労相ら関係閣僚が27日夜に協議し決定した。分科会の了承が得られれば、国会への報告を経た上で、28日夕の政府対策本部で正式決定する見通し。
政府は宣言の延長にあたっては飲食店の午後8時までの営業時間短縮や酒類の提供禁止などの対策を継続する方針だ。
また埼玉、千葉、神奈川、岐阜、三重の5県へのまん延防止等重点措置の適用も6月20日まで延長する。