近所の男性をナイフで刺殺した男性を逮捕。事件のきっかけは騒音か?

騒音トラブル?近所の男性をナイフで刺殺

警察官に囲まれ歩く男は、殺人の疑いで送検される井上尚昭容疑者(46)。

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神奈川・平塚市の一軒家に、家族とともに住んでいた井上容疑者は、5月15日夕方、自宅から約50メートル離れた場所にある片倉章さん(70)が住む家を訪ねた。

井上容疑者が片倉さんを訪ねた理由、それは片倉さんが出す騒音”とみられている。

その際、応対した片倉さんの腹などを自宅から持ってきたナイフで複数回にわたり刺したという。

騒ぎを聞いて駆けつけてきた兄が119番通報するが、片倉さんは搬送先の病院で死亡が確認された。

容疑者は以前より警察に騒音を相談

井上容疑者は2020年、警察に「近所の高齢男性から嫌がらせの音を立てられている」と相談をしていた。

トラックの運転手をしていて、夜仕事に出かけ昼間は自宅で寝るという、昼夜が逆転した生活をしていた井上容疑者。

その昼間に「片倉さんがさまざまな音を出して睡眠を妨害している」などと相談したのだ。

近隣住民「台車を転がす音はした」

近隣の住民は、台車を押して近所を歩く片倉さんの姿をよく見かけたと言う。

近隣住民:
(片倉さんが)台車を転がす音はしたと思いますガラガラガラガラと。

調べに対し、「殺そうとして刺した」などと話している井上容疑者。
警察は、詳しい動機について調べを続けている。

(「イット!」5月17日放送分より)