外国人の目にうつる日本は「古さと新しさが織り合された特別なものである」そうです。

What is an “Only in Japan” moment? 日本でしか経験できないことは何?)と世界の人々に聞いてみたところ、日本を訪れて感動した「人・物・事」について100を超える回答が寄せられました。
その中で、今回は「」について、外国人の体験談で興味深いものをいくつかご紹介します。

休日も部下の看病をしてくれる日本人上司

Suma Raj インド/土木環境工学博士:
夫はいつも出張で体調を崩すタイプ。
そんな彼が東京へ出張することとなった前日もいつものように具合が悪かった。
しかし夫は東京へは仲間と一緒なので心配いらないと言って、旅立った。
その後、到着したはずの彼から2日間も連絡が取れず、不安が募っていった。
私は不安を抱えて、東京にいる日本人上司に連絡をすると、「ご主人はこちらへ来る前に具合が悪くなり、東京に着いてすぐ病院へ連れていった。滞在先ではネットがつながらず、SIMを繋ぐにも数日かかってしまった。ご主人のことはきちんとケアするので安心してほしい」と知らせてくれた。
週末の間も、病院で検査を終えたことや食事・投薬のことなど逐一メールをしてくれて、治るまで全ての世話をしてくれた。
就業時刻外のメールなどたいがい煩わしいことなのに、こまめな連絡や休日も部下の看病をしてくれる日本人上司の親切さと優しさに感謝しても感謝しきれない。

住所がわからず目的地に着けなかったタクシーは運賃を受け取らず

Olivia/留学生:
タクシーに乗ったとき、家の住所をローマ字で書いた紙ナプキンを渡した。
私は運転手がローマ字書きの住所を見馴れていないと知らなかった。
しばらく走り回って結局その住所を見つけることができないと言ってきた。
でも家から遠くないと思ったのでそこで降りてお金を払おうとしたら、運転手は正しい場所に降ろしてあげることができなかったのだからとひどく恐縮して受け取らなかった。
タクシーの運転手が支払いを拒否したのを初めてみた。

地下鉄では、座席の上の網棚に買い物袋を忘れて降りてしまったことがある。
まだあるかはわからなかったけれども、1時間後に同じ駅に戻ってくる車両を待つことができ、見てみるとそのまま置いてあった。
誰も取らないし、そのままにしてある。日本人はこれまで出会った中で1番誠実な人種だ。

バスの運転手が150円の忘れ物をわざわざ届けてくれた

Shayan/SNS経営者:
富士登山で、五合目までバスで行った。
五合目に到着して夕食をとっていると、バスの運転手が駆け込んでくるのが見えた。
僕らを見つけて、まだいることにホッとして150円を座席に落としていたよと持って来てくれたのだ。15万ドルならともかく、1ドル50セントのためにわざわざ届けに来てくれるなんて、日本だけだ。運転手さんに脱帽!

財布を拾ったおじいさんが2時間、寒空の下で待っていてくれた

Nghia/東京在住:
12月の寒いある日、ルームメイトが「帰ってくる途中に財布を落とした」と帰宅後2時間ぐらい経って言い出した。
僕は警察に届けた方がいいと言ったが、日本語での説明がうまく出来ないので警察は苦労するだろうと思い、まず駅への道を戻って探すことにした。
その30分後、財布は見つかった。おじいさんが財布を拾ってくれていたのだ。
そのおじいさんは、きっと探しにくるだろうとそこで2時間、寒空の下で待っていてくれたのだ。

ある友達は秋葉原で最新アイパッドを買った直後、公衆電話に買ったアイパッドを置き忘れてしまった。気付いたのが1時間くらい経った後だったが、すぐさま戻るとそこにあった。
常に何百人もの人々が行き来している場所なのに誰も触らずそのままにしてあるなんて。
日本人って神!

でも、こんなこともある…
別の友達は風呂から出たら警察が。なぜかって?隣に住む年配女性が、友達が風呂で歌っているのが迷惑だと警察に通報したそうだ!

何も言わなくても一番重い荷物を持って階段を下りてくれた

オーストラリア/メルボルン大学在学中:
叔母と母と3人で空港から東京駅に着いたとき、荷物が多かったし、東京駅の大きさと複雑さに困惑してしまった。まして、日本語も話せない。
そんな時、日本人男性が手を差し伸べてくれたのだ。
彼は目的地への行き方を説明し、何も言わなくとも一番重い荷物を持って階段を下りてくれた。
これがまさに日本人の多くの人がもっている親切心や自発性というものだと思う。

Jonathon/高校教師:
わざわざスクーターから降りてスクーターを押して横断歩道を渡り、また乗って走って行った。

現金が足りなかったとき、後払いを了承して請求書を送ってくれた

Geoffrey/日本在住:
初めて行った高級レストランで現金が足りなくなったとき、あいにくカードも持っていなかったのだが、店の責任者が後払いを了承し後日請求書を送ってきてくれた。
まず他の国ではありえないし、今までそんなことは見たこともなかった。

Gabriel/日本語通訳者:
夜、車の前を横切ると運転手がヘッドライトを消したことに感動した!
ありがとうと手を振るとお辞儀をしてくれた。

真夏に道に迷っていたら中学生が冷たいペットボトルの水をくれた

Gil/東京在住:
うだる暑さの夏の東京、アメリカ人の友人(50代)が道に迷っていると、中学生が気付いて案内を申し出てくれた。友人は大丈夫と遠慮した。
すると数分後に中学生は戻って来て冷たいペットボトルの水を差し出してくれた。

お地蔵さまに手作りのビブを付け、お賽銭は盗まない

アメリカ/法務役員:
日本では、誰かしらがお地蔵さまに手作りのビブを付けたり、駅の像に服を着せたりしている。お賽銭を盗む人もいないし、お寺を壊す人もいない。
アメリカなら、公の場に置かれたものはいっときのことだ。
ハトやリス、アライグマに食事を残しておくくらい。
それも遅かれ早かれ、誰かが片づけるか、持ち去ってしまうだろう。

アメリカ/日本在住歴18年:
700円のケーキセットを買って店長に7回お礼を言われたことがある。
代金を払う前に3回「ありがとうございます」、払った後に「ありがとうございました」4回だ。アメリカなら、店員があなたがいることに感謝したならそれはラッキーと言えるだろう。

タクシーに財布を忘れたら運転手が戻ってきて手渡してくれた

Jaison/カスタマーサービス勤務:
私の教授の話だが、教授は空港からホテルへのタクシーの中に財布を置き忘れた。
ホテルのマネージャーは「タクシーから降りた場所に戻って待っていてください。ここは日本ですよ」と微笑んで言った。
戻って待っていると数分後、タクシーが戻って来て、運転手が財布を手渡してくれた。

Cristina/18才:
東京のホテルをチェックアウトした後、ホテルに歯の矯正器具を忘れてきたことに気付いた。
ホテルは4日経つと忘れ物は破棄されると聞いていたので、また作ると1,000ドルかかる…と自分を呪っていた。
京都の旅を終えて、東京のホテルに戻って聞いてみると、受付の人が持って来てくれた。
私が戻って来ないかもしれないにも関わらず、保管してくれていたのだ。

Juliette/英語教師:
気温35度、高湿度の夏の暑い日、タンクトップと半ズボンでコンビニエンスストアの前にいたら、おばさまが「あなた、寒くないの?」

Ankit/アナリスト:
ある日、クライアントとの会議の開始時刻が午前11:38だった。
同僚が上司に「なぜ11:40や11:35ではなくて11:38なんですか?」と聞いたら、逆に「なぜ11:38じゃだめなの?」という言葉が返ってきた。
真の時間を守る几帳面さとタイムマネジメントの意味を知った。

映画館では他の観客の妨げにならないよう、かがんで移動する

Sravya/シニアコンサルタント:
映画に行くと、日本人はほとんどが全てのエンドクレジットが流れ終わるまで席から離れない。また、上演中に席を立つときは他の観客の妨げにならないよう、かがんで移動する。
他の人への思いやりの数々に感激する。


参照:Quora / https://www.quora.com/What-is-an-“Only-in-Japan”-moment