「イタイイタイ病」の原因企業に賠償を求めた裁判の原告の1人、高木良信さんが96歳で亡くなりました。裁判の原告で存命する人はいなくなりました。
高木良信さんは、母と祖母が神通川流域で発生した「イタイイタイ病」を発症。患者の救済を目指し、1966年に設立した被害者団体「イタイイタイ病対策協議会」で初代副会長を務めました。
1968年には、原因物質のカドミウムを流出させた三井金属鉱業に賠償を求めた裁判で原告を務め、患者側の全面勝訴に貢献しました。
近年は、県のイタイイタイ病資料館で語り部として活動していましたが、関係者によりますと、今月1日に亡くなったということです。96歳でした。
高木さんは当時の原告として存命する最後の1人でした。
