富山県立高校の再編について、県は30日、全体の方向性と第1期の方針をとりまとめ、富山西、大門、伏木の3校を2029年度から募集停止とすることが正式に決まりました。
県教育委員会は、現在34ある全日制の県立高校をすべて再構築し、3段階に分けて20校に再編する計画を進めています。
今年7月には第1期の方針案が示されていました。
30日開かれた県の総合教育会議では全体の方向性を示したガイドラインと、第1期となる2029年度の再編方針を決定しました。
第1期の再編では、既存の学校を再構築し、英語や異文化理解に注力した「グローバルハイスクール」など新たに5つの学校を設置。
それに伴い富山西、大門、伏木の3校を2029年度から募集停止とすることが正式に決まりました。
2030年度末で閉校となります。
この3校の特色ある取り組みや部活動などについては、富山西は富山商業へ、大門は小杉へ、伏木は高岡商業へそれぞれ引継ぎ、再構築することが明記されました。
一方、今月に入り富山西の関係者からは存続を求める要望書が。
また30日午前中には、大門の関係者から再検討を求める署名が県に提出されています。
*新田知事
「地元にとっては大変重い受け止めになるということは当初から我々も真摯に考えてきた。もちろん閉校が決まった3校には引き続き生徒がいる。教育環境はしっかりと充実させていく。あわせて跡地も地域のために活用する方向で関係の皆さまの意見をしっかりと伺っていきたい」
県教育委員会では、第1期に設置する5校それぞれの具体的な教育内容などを来年中にとりまとめたいとしています。
