野焼きなどをする際、提出が求められている「たき火届」。提出せず、下草火災につながるケースもあり、飯田広域消防本部(長野県飯田市)では、オンラインで24時間受け付けるシステムを導入します。
飯田広域消防本部が11月1日に導入する「たき火届出システム」。
県内では初めて、オンラインで24時間「たき火届」の提出ができるようになります。
飯田広域消防本部・下平正樹 消防長:
「このシステムを利用してもらい、林野火災やたき火による火災を防げたら」
空気が乾燥し、風が強まる秋から春にかけて起きやすくなる下草火災や林野火災。
「たき火届」は火災のリスク低減のため、自治体が野焼きなど屋外で物を燃やす際に提出を求めているものです。
燃やすものや場所などを記入し、届け出を受けた消防は火の取り扱いを指導することができます。
飯田広域消防本部管内では2026年、たき火が原因の火災が32件発生。
そのうち、ほとんどがたき火届を提出していませんでした。
また、これまでは電話で受け付けていましたが、農作業が増える春先はつながりにくくなるケースも―。
そこで、確実に「たき火届」を出してもらえるようオンラインで24時間届け出ができるシステムの導入を決めました。
たき火をする場所は地図機能を使って簡単に登録でき、「火災警報」が発令されている場合は、届出ができないよう制限します。
飯田広域消防本部・深沢賢治 予防課長:
「消火の準備をする、終わったときにしっかり消火するとか、届け出をすることで伝えることができるので、火災予防につなげていける」
システムの運用は、11月1日から。
なお、「たき火届」は電話でも引き続き受け付けるということです。
