アメリカのトランプ大統領は、11月3日の中間選挙を目前に控えた週末に予定していた2州での演説を中止すると発表しました。中止の理由は体調不良ではないかと聞かれ、激高する場面もありました。
トランプ大統領は31日に中西部カンザス州、11月1日にアイオワ州での選挙集会で演説する予定でしたが、共和党の全国委員会は選挙集会を取りやめ、投開票日の3日までに20州に向けて電話で演説する「テレラリー」に切り替えると明らかにしました。
委員会は、「テレラリー」にすることで、有権者に効率よく訴えかけられると説明しています。また、共和党の候補者による選挙戦が好調なため、大統領が応援に入る必要がないとしています。
アメリカメディアによりますと、トランプ大統領は10月だけで1時間以上に及ぶ応援演説を25回こなしています。
29日には「集会の中止は体調と関係あるのか?」と質問した記者に対して、「頭がおかしいのか?ひどい体たらくだな。不快なヤツだ。少しは自分を鍛え直せ。ひどいありさまだぞ」と激高し、苛立ちをあらわにしました。
議会の主導権を左右する今回の中間選挙では、カンザス州やアイオワ州など多くの州で接戦が伝えられています。投票日まで残りわずかとなる中、トランプ大統領は効率の良い「テレラリー」を増やすことで、最後の巻き返しを図る狙いです。
