東北医科薬科大学が新たに看護学部を開設する計画を国の審議会が認めたことを受け、大学が10月29日、会見を開きました。看護学部は来年4月開設の予定です。
東北医科薬科大学は「看護学部看護学科」の設置認可を国に申請していましたが、今週、文部科学省の大学設置・学校法人審議会が設置を「可」とする答申をしました。
今後、正式な認可を経て、来年4月の開設予定です。
入学定員は105人で、大学は医学部や薬学部との連携を生かし、専門性の高い看護人材の育成に取り組むとしています。
東北医科薬科大学 柴田近学長
「医学部・薬学部と共通の講義や実習の場を設けて、より早くお互いの職種の意義を知ることで、『チーム医療』をさらに進めていきたい。そうした考えのもと、医療系総合大学を目指す」
宮城県内では看護師不足が大きな課題です。
人口10万人あたりの看護師の数は「1005.6人」と、全国平均をおよそ96人下回っています。
また、宮城県内の看護職員の有効求人倍率は昨年度「1.99倍」と、求職者1人に対しておよそ2件の求人という人手不足です。
東北医科薬科大学 柴田近学長
「看護師不足については東北6県の中で、人口当たりの看護師数が全国平均に及ばないのは、唯一宮城県。そういう事情なので、そこに貢献したい」
大学は看護学部の設置を通じ、地域医療を支える人材の育成を目指すとしています。
