「Live News α」では今週、未来に向けたSDGsについてお伝えします。
3日目の28日は、日本の食卓を支えてきた“みその文化”を次世代へつなぐ取り組み。
俳優の斎藤工さんが子どもたちに伝えたかった思いとは。
俳優・斎藤工さん:
(みそは)手間がかかっていて、人の思いや作業、待つ時間が乗っかっている。
私たちが普段何げなく口にしているみそ。
1300年以上受け継がれてきた日本の発酵文化の魅力を、子どもたちに伝えるための特別授業が行われました。
俳優・斎藤工さん:
発酵の楽園が日本にある。そんな場所に生まれたのはラッキーだな。
授業が行われたのはこの日、開業した「無添加みそ工場」です。
いま、生産の拡大だけでなく、日本の食文化を次世代へつなぐ取り組みが始まっています。
10月、長野市に開業した「マルコメ」の無添加みそ工場。
84億円を投じて建設された工場では、年間1万トンの無添加みそを生産します。
マルコメ・青木時男社長:
(無添加みその販売数は)5年間で2倍ぐらいの量になっている。安定供給をしっかりすることを一番に考えていかないといけない。
健康志向の高まりなどを背景に無添加みその需要は拡大し、全国のみその生産量と出荷量も2年連続で増加しています。
開業式には地元の小学生約30人が招かれ、“みその歴史”や“発酵の仕組み”を学ぶ特別授業も行われました。
その先生役を務めたのが俳優の斎藤工さんです。
斎藤さんはコロナ禍をきっかけに発酵食品の魅力に引き込まれ、自ら、みそ作りにも挑戦しています。
俳優・斎藤工さん:
皆さんが普段口にするおみその裏側には、歴史には、たくさんの人が関わって、マルコメのようにバトンをつないでくれて、おみそが今ある。
授業の後は工場見学へ。
普段口にしているみそがどのように造られているかを学びました。
小学生からは「(みその)歴史など詳しくわかって興味がわいた」「みそについての作られた工程を教えてもらって、うれしかったしすごいなと思った」といった声が聞かれました。
みそを通して、子どもたちに新たな発見を届けた斎藤さん。
そこには未来を生きる世代への思いがありました。
俳優・斎藤工さん:
目に見えないものを見る、感じる力が、これからの時代大事だと思っている。それは微生物の働きや発酵とか。その入り口として、おみそはとても大事な日本の文化なのかな。
マルコメは生産体制の強化とともに、発酵文化や食の大切さを次世代に伝え、持続可能な食文化の継承につなげたいとしています。
マルコメ・青木時男社長:
1300年培ってきたみそに対して、徹底的に今の良さを伝えていく責任がある。どんどんファンが増えていくことを一番願っている。
