新潟県長岡市で下水道管の点検に最新のドローンを活用する実証実験が行われました。
長岡市で10月28日行われたのは、下水道管の点検に関する実証実験です。
【長岡市下水道課 小林司 課長】
「下水道管の中に人が入らずに、安全に調査できるやり方として確立したい」
点検のために下水道管の中に入るのは作業員ではなく、4Kカメラを搭載した最新型のドローン。
去年1月に埼玉県八潮市で発生した下水道管の老朽化による道路の陥没事故を受け、緊急点検が全国で行われましたが、下水道管の内部で有毒ガスが発生しているケースもあり、作業員の安全確保が課題となっていました。
その危険な作業の代替案として浮上したのがドローンの活用でした。
この日は千秋地区にある幅3.5m、高さ約2.7m、全長48mほどの下水道管をドローンが往復。ひび割れや漏水などがないか確認していきます。
ドローンからの映像はモニターを通してリアルタイムで確認可能で、今回は一部で漏水している箇所が見つかったということです。
点検に要した時間はわずか10分ほどで、作業の効率化も期待されますが、課題も見つかったようです。
【長岡市下水道課 小林司 課長】
「たとえば、ひび割れが何ミリあるのかなど、ドローンだとカメラの映像で、それを拡大してスケールでおおよそ何ミリと測るので、正確性が、実際に人が入ったものと同じかどうか」
ドローンの開発手がける企業は、今後1年以内にインフラ点検におけるドローンの実用化を目指す考えです。
【NTTインフラネットソリューション事業担当 笹沢信也 担当部長】
「ほかの自治体とも実証しているので、今まさに1年~2年先を見据えてビジネスを広げていきたい」
