熊本地震から3カ月。
被災地での生活は今、どうなっているのでしょうか。
震度7を観測した熊本・宇城市から、テレビ熊本・後藤祐太アナウンサーが中継でお伝えします。
許可をもらい入らせていただいた築40年の住宅は、倒壊こそ免れましたが、柱がずれたり壁が剥がれ落ちるなどしていて、中規模半壊の判定を受けています。
この家に住むのは竹馬さん家族で、夫婦と3人の子供、70代の両親の7人で暮らしています。
被災し、自宅での生活ができなくなったとして、全員でプレハブ小屋とテントに分かれて“軒先避難”を続けてきました。
しかし、被災直後は県内が猛暑に襲われ、夜でも気温が下がらず、“熱帯夜”の中で寝苦しい日々を過ごしてきたといいます。
榎並大二郎キャスター:
暑さとの戦いから3カ月が経って、東京でも朝晩かなり冷え込んできましたが、今、どのような生活になっているのでしょうか?
テレビ熊本・後藤祐太アナウンサー:
熊本でも最近、朝晩はかなり冷え込む日が増えてきました。そのため、プレハブでの生活、そしてテントでの生活というのが、かなり寒くなって厳しくなったということで、現在はテントなどを片付けて、先週から仕方なく再び自宅に戻って生活をされているそうなんです。
ただ、同じような地震が起きれば倒壊する可能性もあるため、すぐに逃げ出せるように窓の近くで寝るなど、不安を抱えながら夜を過ごしているということです。
三宅正治キャスター:
危険な面もあるということで皆さん心配ですけども、何か自宅から離れられない事情があるのでしょうか?
テレビ熊本・後藤祐太アナウンサー:
竹馬さん家族は高齢のご両親の存在に加えて葉タバコ農家で、時期によっては24時間態勢でタバコの乾燥の見守りをしなければならないということで、どうしても自宅からは離れられないということです。
そういった方々のために、自治体が募集している建設型の仮設住宅を、自宅の敷地内に設置したいということで今、宇城市に申請を行っているということです。
ただ、申請をしてから間もなく1カ月ということですが、設置が可能かどうかの判断もまだ出ていないということです。
まだ避難所での生活を強いられている方が1000人以上おり、それ以外に、竹馬さんたちのように、元の生活とはほど遠い生活を強いられている被災者の方々もたくさんいます。
それが熊本地震から3カ月がたった被災地の現状です。
榎並大二郎キャスター:
まだ安心して眠れる夜を取り戻せていない方がいらっしゃるんだと。そうした現状で冬が近づいていて、当たり前の日々を早く取り戻せるような対策・支援が急がれると思います。
