愛媛県東温市の食品加工機械製造業者が、資材価格の高騰などが影響し自己破産を裁判所に申し立てる準備に入ったことが10月28日に分かりました。負債は約1億5000万円と見られています。
自己破産申請の準備に入ったのは、東温市則之内の食品加工機械製造業「松山産業」です。
帝国データバンク松山支店によりますと、「松山産業」は2012年4月に設立。青果、野菜など農産物の選別機を主体に洗浄機、皮剥機などの機械の製造や設計、メンテナンスなどを手がけ、食品メーカーや醸造メーカーなどを中心に顧客基盤を作り、商社を経由した引き合いも含めて一定の売上げを維持。売上げのピークの時は3億円前後に達していました。
その後は資材価格の高騰などから設備投資の需要が縮小したほか、一部の大型の受注案件で納期の遅れが生じた影響もあり、2026年3月期の売上げは約1億6000万円に留まり少額の赤字決算に。過去に経営破綻した企業の基盤を引き継いで発足した経緯も影響し、外部からの資金導入が難しかったこともあって資金繰りに行き詰まり、今年8月31日に事業を停止したとしています。
負債は約1億5000万円と見られています。
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