国内最大級の食品公害とされるカネミ油症について考えるフォーラムが、このほど五島市で開かれました。
フォーラムは五島市総合福祉保健センターで開かれ、カネミ油症の患者や市民など約40人が集まりました。
カネミ油症は1968年、カネミ倉庫が製造した米ぬか油にダイオキシン類が混入したことで発生した大規模な食品公害です。
フォーラムは東京の市民団体「カネミ油症被害者救済プロジェクト」が主催し、患者を追ったドキュメンタリー映画が上映されました。
カネミ油症被害者全国連絡会の三苫哲也事務局長は、子や孫の世代も健康被害を訴えているものの、認定が進んでいないとして、認定基準を見直す必要性を強調しました。
カネミ油症被害者全国連絡会 三苫哲也 事務局長
「食べた親から生まれた子供、しかも症状がある人、何らかの病気を持っている人は全く無条件に認定して、というのが僕たちの主張です」
参加者は、被害に苦しむ人たちが一日も早く救済されることを願っていました。
