2025年4月、自宅アパートで1人で出産した直後の赤ちゃんを殺害した罪などに問われている女の裁判員裁判。女は殺害した赤ちゃんについて「後悔しかない」と反省を口にした。
殺人と死体遺棄の罪に問われているのは、大蔵村の無職・矢口美菜被告(39)。
起訴状などによると、矢口被告は2025年4月、当時住んでいた河北町のアパートで1人で出産した直後に男の赤ちゃんの首を絞めて殺害し、遺体をビニール袋などに入れて自宅のクローゼットに遺棄した罪に問われている。
27日、被告人質問が行われた。
弁護側から赤ちゃんを殺害した動機について聞かれると、矢口被告は「同棲していた男性が子どもをほしがっていないため、殺すしかないと思った」と証言した。
また、弁護側から「事件を振り返りいま思うことは?」と問われると、「私のせいで赤ちゃんの大切な命を奪ってしまい、取り返しがつかないことをした。後悔しかない」と涙ながらに語った。
一方、検察側から「男性が子どもをほしがっているラインのやりとりが残されているが」と問われると、「実際は子どもができたら別れると言われていた」と反論した。
裁判は28日に結審し、11月4日に判決が言い渡される。
