9月のアジア大会・マラソン競歩で金メダルを獲得した勝木隼人選手が、高畠町の小学生と交流した。競歩体験などを通して、子どもたちに「諦めないことの大切さ」を伝えた。
自衛隊体育学校所属の勝木隼人選手は、9月のアジア大会で、マラソンと同じ42.195キロで争う「マラソン競歩」で優勝。
25日の全日本競歩高畠大会でも4位に入賞し、2027年に北京で開かれる世界選手権の日本代表に内定した。
毎年開催されるこの高畠大会はコースが平坦でタイムが出やすく、国の内外からトップ選手が集う大会として知られ、高畠町にとって競歩は身近な競技の1つ。
26日に行われた小学生との交流事業は、子どもたちのチャレンジ精神を育むことを目的に、高畠町が初めて企画した。
亀岡小学校の3年生~6年生約40人が挑戦したのは「競歩リレー」。
競歩は両足が同時に地面から離れてはならず、また「走る」動作にならないよう膝を曲げてはならないというルールがある。
普段「早く歩く」ことがないという子どもたちも、ルールを意識しながらレースに熱中した。
2回のレースで全てのチームがタイムを伸ばすなど、「歩く速さを競う」競歩の楽しさを実感していた様子だった。
リレーの後、勝木選手は「何事も諦めないことが結果につながる」「自分が自分を信じる限り挑戦してほしい」と呼びかけていた。
(勝木隼人選手)
「もし本心で“いける”と思っているなら、絶対にそんな風になれる。自分が無理だと思うまでは精いっぱい頑張ってほしい」
(6年生)
「勝木選手は世界陸上を見ていたので知っていた。会えてすごくうれしかった」
「何があっても自分の夢を最後まで諦めないで頑張りたいと思った」
日本のトップ選手として世界で長く活躍する勝木選手との触れ合いに、子どもたちは大きな刺激をもらったようだった。
